世界三大珍獣の指揮者トリオが集結し、本格クラシックを演奏!10月6日「秋の芸術祭」をすみだトリフォニーホールで開催
ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は、2024年10月6日(日)に「秋の芸術祭」を開催する。2018年にスタートし7回目を数える今回は、リムスキー=コルサコフ「交響組曲『シェヘラザード』」「歌劇『ムラダ』より~貴族たちの行進」を披露する。 【写真】指揮者を務めるジャイアントパンダ ■幼少期の思い出で終わらせない。生涯クラシック音楽を楽しんでほしい 動物たちによるオーケストラ「ズーラシアンフィル」は、“親子を中心にオーケストラを楽しんでもらいたい”という観点から、どこかで聞いたことのある童謡などのメロディーをベースに、シンフォニーの響きの美しさを感じることで、今までハードルが高かったオーケストラのコンサートを身近に感じられるよう工夫をしてきた。 そんな活動を続けているなかで、ズーラシアンブラスのコンサートで音楽に興味を持った子どもが、ズーラシアンブラスを卒業するとともにクラシック音楽を卒業してしまうといった状況を目の当たりにした。 クラシック音楽との出合いを、幼少期の思い出として終えてしまうのではなく生涯長く楽しんでほしい。そんな思いで「童謡」からさらに踏み込んだ、クラシック音楽の世界に触れられるコンサートを開催する。 ■世界三大珍獣の指揮者トリオが集結 ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は、世界三大珍獣と呼ばれるオカピ、コビトカバ、ジャイアントパンダが指揮者を務める、世にも珍しいオーケストラ。本コンサートでは3人の指揮者が勢ぞろい。それぞれ個性豊かな指揮さばきを披露してくれる。 ■公演概要 開催日:2024年10月6日(日) 時間:開場12時45分/開演13時30分 場所:すみだトリフォニーホール(東京都墨田区錦糸1-2-3) 料金:S席5500円、A席5000円、B席4500円、C席3500円 ※全席指定 ※0歳より入場可。3歳以上有料。2歳までは保護者1人につき1人まで膝上鑑賞無料 曲目:リムスキー=コルサコフ「交響組曲『シェヘラザード』」、「歌劇『ムラダ』より~貴族たちの行進」ほか ■「ズーラシアンブラス」とは 指揮者のオカピをはじめ、演奏するのはすべて希少動物という金管五重奏。クラシック音楽における絵本のような役割ができればと、2000年に誕生した。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」を、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)を、2023年には「日本管打・吹奏楽アカデミー賞(演奏部門)」を受賞。2014年にはコンサートの取り組みが高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定された。また2024年度には高校音楽の教科書に掲載。多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げている。 「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め年間約150回を数える。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートからさらに一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めている。 ■制作コンセプト 素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできない。そのために文学の世界には「絵本」という素晴らしい芸術の入り口が用意されている。音楽の世界にも「童謡」があるが、歌詞に頼らないクラシックの世界では絵本のようなわかりやすい入り口が存在していなかった。そこで、ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができればと考えられ、誕生した。 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。