沖縄キャンプも大詰め 広島カープ 週末まとめ “新助っ投” ハッチが先発 斉藤優汰と森浦大輔 明暗分かれる 玉村昇悟「悪いなりにできた」 期待の大型捕手 3年目の髙木翔斗
7回、ルーキーのサウスポー・髙太一 がオープン戦、初登板。先頭打者を1球でセンターフライに仕留めると、ランナーを出した場面でもきっちりクイック投法。高卒3年目のキャッチャー、髙木翔斗 が盗塁を刺し、髙を助けます。 広島カープ 髙木翔斗 選手 「刺せたのでよかったですけど、まだまだもっと足の速いランナーもいますし、さらに精度を上げて練習から突き詰めてやっていきたいです」 髙は、新井監督も「前回より腕がよく振れていた」と喜ぶ無失点ピッチングで1軍生き残りをアピールします。 9回、髙木の打球は、フェンス直撃でチーム唯一の長打に。この日、チームただ1人のマルチ安打で存在感を示します。 髙木翔斗 選手 「まっすぐを一発でとらえるということをこのキャンプの課題にしてやってきて、ツーベースの方は一発でとらえきれてよかった」 試合は、9回ウラに 大道温貴 が打たれ、サヨナラ負け(日本ハム 3Xー2 広島)となりましたが、新井監督は若手に手応えを感じた満足の試合となりました。 一柳信行 アナウンサー 日曜日のゲームは、あえて若手中心で組んだんです。スタメン9人の中である程度、1軍経験があるのは、セカンドを守った矢野選手1人だったんです。これには理由がありまして、こちら沖縄の方にたくさん若手を連れてきていますので、「実戦の場で彼らがどれだけ活躍するのか、これをつぶさに見たかった」と新井監督は言っていました。 そういった面では、特にバッティングの面では積極的にバットを振っていましたので、「また自分が悩む、いい面を見せてくれた」と話していました。 目立ったのが、キャッチャーの髙木選手でした。県立岐阜商業高校出身の3年目キャッチャー、背番号64。体が大きいんですけども、まず盗塁を刺したシーンが非常によかったです。1軍では、まだまだ緊張したシーンが出てくると思うので、きのうのような落ち着いたプレーができるかどうか、課題だと話していました。