アメリカのバス釣り界シェアナンバーワン。進化することを止めない魚探トップメーカー「ローランス」
特に前方の水中の様子、地形、魚の動き、ルアーの動きなどをリアルタイムで画像化する魚探を総称して「ライブソナー」と呼ぶ。代表的なのはガーミンのライブスコープだが、ハミンバード、ローランスにも、ライブソナー搭載モデルは存在。ここでは各社の主要モデルとなる魚探、振動子、ブラックボックスなどを一気にチェック! もう、ここまで読んだら退路を断って、買うしかない? [写真]魚探トップメーカー「ローランス」製品のスペックと価格
魚探のトップメーカーは進化することを止めない
アメリカのバスフィッシング界でシェアナンバー1といわれるローランス社。そのライブソナー機能を搭載した振動子は現在「アクティブターゲット2」になる。この振動子の能力を最大限に引き出せるのは、ハイエンドの最新機種であるHDSPROシリーズだ。 HDSPROは2台の振動子からの情報を同時に表示できる。それだけではなく、2台の振動子からの情報を一体化して表示することもできるのだ。 例えば前方を135度の視野で見渡せる「スカウトビュー」に設定した振動子を2個セットすると、実に270度の視野でライブ映像を表示できる。さらにシャローゲームに適したシャロースカウトモードも追加され、その進化を止める気配はない。
HDS-12 LIVE
ハイエンドモデルだが、PROの登場によって一世代前の存在となったHDS LIVEシリーズ。でも、基本性能の高さから、愛用者は多く、現在も販売中(生産は終了)。もちろんアクティブターゲット2でライブソナー機能を使用できる。
HDS-16 PRO
現行のハイエンド。付属の振動子もリニューアルされて画像がより鮮明化。アクティブターゲット2の2台使いでは、フォワード&スカウトの2画面表示(上)だけではなく、情報を一体化したスカウト&スカウト(下)なども可能。
ELITE FS9
ミドルレンジの魚探ながら、アクティブターゲット2に対応。一世代前のモデルより画像は格段に鮮明となり、HDSシリーズに一歩近づいた存在に。イーサネットポートも装備しているので、ほかの魚探との情報共有も可能だ。
アクティブターゲット2モジュール
アクティブターゲット2のブラックボックス。ライブソナー機能に必要な情報処理能力をアシストをする。振動子1個につき、モジュールも1個必要なので、2つをセットにしたキットも販売している。
アクティブターゲット2振動子
ライブソナー機能搭載の振動子。前方をうかがうフォワードビュー、真下を見るダウンビュー、135度の視野で広範囲を探るスカウトビューの3つのモードを設定。さらに水深3m以浅のシャローに適するシャロースカウトモードも追加。