【ロッテ】「壁感じる前に終わった」上田希由翔、ドラ1の西川史礁に「安心できる立場ではない」
ロッテ上田希由翔内野手(23)が31日、ZOZOマリンで行われた秋季練習に参加し、来季のレベルアップを誓った。 ルーキーイヤーの今季は4月3日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)でプロ初出場を果たしたが、7月に右足のコンディション不良で離脱。その後は2軍での調整となった。21試合に出場し、15安打7打点打率2割5分9厘に終わった1年目を「自分のせいですけど、けがで離脱して(プロの)壁を感じる前に終わってしまった」と振り返った。 秋季練習では走攻守すべての底上げを図る。「チームで統一してるバッティングの反対方向だったり、守備力もそうですけど、走塁も含めてレベルアップしなきゃいけないところはたくさんあるんで、そういうところは毎回首脳陣に聞いてやっていければ。去年と思いは変わらずに、ここからしっかりやっていきたい」と切り替える。 この日は福浦和也1軍ヘッド兼打撃コーチ(48)と入念に打撃練習を行った。「左足の使い方を1年間通して言われていたので、それをもう1回指導してもらっている。左足をあんまり使えずに打ちにいっちゃう。試合になったら変化球とかも増えて、タイミングずらしてくるんで、対応するために左足を使うようにと言われて、ずっとやっている」とフォームを見直している。 ドラフト1位の青学大・西川史礁外野手(21)とは大学日本代表で共に戦った経験もある。「仲間になるっていうのもありますけど、少なからずライバルにもなってくると思うので、自分も安心できる立場ではない。もう1回気合入れてやっていかなきゃいけない」と気を引き締めた。