岸田首相、政治不信の払拭に決意 派閥のルール策定へ議論
岸田文雄首相は7日放送のNHK番組で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金問題で生じている政治不信の払拭に決意を示した。「不信の思いを国民に抱かせていることは率直におわびしなければならない。先頭に立って信頼回復に努める」と強調した。自民が今週発足させる政治刷新本部で、派閥のルール策定を議論すると説明した。 「次期総裁」石破氏が首位 2位小泉氏、首相は6位
公明党の山口那津男代表は、規正法違反時の連座制導入など罰則強化を主張し、党側から幹部らに支出される政策活動費の使途を公表すべきだと訴えた。 立憲民主党の泉健太代表は自民の政治刷新本部を巡り「自民の解明力、けじめが求められている」と力説。規正法改正に関し「政治家自身も罪に問われる法改正をしなければならない」と語った。 日本維新の会の馬場伸幸代表は、再発防止のためのルール化に向け「積極的に働きかけたい」と強調。共産党の志位和夫委員長は「自民が組織ぐるみで行っていた大問題だ」として企業・団体献金の全面禁止を唱えた。 国民民主党の玉木雄一郎代表も厳罰化の必要性を指摘した。