〝GⅠジョッキー〟菅原明良に慢心なし!「未勝利でも1勝クラスでも、普段から成績を残していかないと」
宝塚記念をブローザホーンで制し、GⅠ初制覇を果たした菅原明が25日、美浦トレセンで調教に騎乗した。関係者からは祝福の嵐。「今日、仕事に行きたいなと思ってたんです。みんなに〝おめでとう〟と言ってもらえるかなって」と白い歯をのぞかせた。 中山競馬場のすぐ近くに実家がある鞍上にとって、競馬場は身近な場所。幼い頃から何度も見て憧れたGⅠレースで、今度は自分が勝利。「GⅠを勝てずに終わるかもしれないと思ったこともありました。小さい頃からずっと夢見ていた舞台。うれしかったですね」と喜びをかみしめた。 それでも、慢心はない。「もちろん(GⅠを)もっと勝ちたいです。でも、まだ実感が湧いてなくて…。なんだかふわふわしています。GⅠジョッキーと胸を張って言えるような成績でもないですし、GⅠだけがすべてではない。未勝利でも、新馬でも、1勝クラスでも、普段からちゃんと成績を残していかないと」と気を引き締めた。
東スポ競馬編集部