高市早苗氏、裏金議員が推薦人と指摘されるも「翌日の新聞までどなたが推薦人か知らない」
自民党総裁選に立候補した高市早苗氏が17日、TBS系「news23」に他の立候補者とともに出演。ジャーナリストの星浩氏から、推薦人の中に裏金問題で処分を受けた議員がいることを疑問視されたことに答えた。 立候補者9人を迎えて事前収録されたインタビューで、まずは政治と金の問題について取り上げた。政治資金収支報告書の不記載問題で、これまでの説明に84%もの人が納得していないという調査結果を提示した上で、小川彩佳キャスターは高市氏へ「推薦人のうち、13人がいわゆる裏金議員」と指摘。 高市氏は「裏金議員という言い方は正しくない」とし「不記載のあった方ということで、それぞれ事情があって、選挙区で説明を尽くされて、納得いただいている方もいらっしゃる。不記載分を派閥に返金された方もいると聞いている」と説明。その上で「今は再発防止策をしっかりやる事だと思っています。政策活動費は廃止。特定の幹部が使い道を決めるのではなく、最低限の政治活動ができるように公平に配分し、それをチェックする。そういう形を作っていきたい」と述べた。 ここで星氏が「高市さんの推薦人の中に、三ツ林(裕巳)さんと杉田(水脈)さん、役職停止の方が2名いらっしゃる。裏金問題で処分を受けた方が推薦人になるのはいかがかと思うが」と聞いた。 高市氏は「推薦人の人数そのもの、署名してくださった方はもっとたくさんおられました。どの方を20人に入れるかは選対、チームに任せましたので、私は翌日の新聞までどなたが推薦人になって下さったかは知りません」と話していた。