提供元：九州朝日放送

佐賀県小城市の休耕田だった棚田を再生し、育てた酒米で初めて造られた酒が佐賀県の山口知事に紹介されました。 山口知事を訪問したのは小城市の江里口市長や江里山の棚田の関係者です。 「日本の棚田百選」にも選ばれている江里山の棚田。しかし近年では跡継ぎ不足などのため、休耕田が増えています。 美しい棚田を守りつごうと去年、一部の棚田で初めて酒米を栽培。 収穫した米で小城市の天山酒造が酒を仕込み、今年、純米吟醸が完成したのです。 そのお味は・・・試飲した山口知事は「おいしい好きフレッシュな感じ」と感想を述べていました。 小城市地域おこし協力隊の田中あきさんは「手に取って楽しんでもらって機会があれば江里山にも足を運んでもらって風景も楽しんでもらえれば」と話していました。