借金300万円から家計を立て直したスゴ腕!インスタグラマーののこさんの家計管理と貯めワザ
インスタグラムでフォロワー数29万人を超えるののこさんは、借金300万円から、現在では年間200万円を貯蓄に回せるようになったツワモノです。物価が上がっている今、どんな家計管理をしているのでしょう? ののこさんに家計管理と貯めワザについてお聞きしました。 【画像で見る】ののこさんがフリマアプリで不要なものを売り得たお金で「買うもの」 インスタグラマーののこさんの場合 30代。夫と17歳の娘、8 歳の息子の4人家族。借金300万円から家計を立て直し、現在では年間200万円を貯金。2年前には新築の一軒家も購入。ファイナンシャルプランナー3級の資格も取得し、節約テクをはじめとした暮らしのアイディアを紹介するインスタグラム(@nonoko_16)は、フォロワー数29万人(2024年11月現在)に上る。子どもにも家計の実態を伝えることと人生の満足度を上げることを大事にし、やりたいことにはしっかりお金を使うのがモットー。 ■家計管理のキホン 1カ月の収支 世帯収入(手取り)...48万円 住宅ローン...10万円 水道・光熱費...2万1000円 食費...5万円 日用品費...5000円 通信費...1万2000円 保険料...8000円 教育費...7万9000円 医療費...5000円 車関連費用...1万2000円 お小遣い(夫、妻、娘分)...6万2000円 貯蓄...14万円 ■【Point1】食費と日用品費は1カ月の予算を決めてその中でやりくりする 物価高でも家族4人分の食費は1カ月4万~5万円。 「1週間1万円と決めて袋分けし、週1回現金でまとめ買いします。余ったら翌週に持ち越さずに貯めるのがポイント。日用品費、ガソリン代、予備費も分けておき、クレカ払いをしたらここからクレジットカードの袋へ現金を移動」 ■【Point2】自分専用の家計簿で、1カ月の収支を管理。貯蓄は口座を分けて先取り! 月1回、動きの大きい支出のみ家計簿に記入。 「アプリも併用しながら、わが家の状況が一目で分かるシートを作成。高校生の子どもがいるので教育費は増えましたが、通信費などの固定費は年に1回見直して、毎月必ず14万円は貯金できるよう調整しています」 ■+αの貯めワザ! ■太陽光発電を活用して昼間のうちに電気を使う! 新築を購入する際、太陽光発電を設置。 「決して安い買い物ではありませんが、長い目で見ればお得だと思って。洗濯機や食洗機などは太陽が出ているうちに使えば、大幅な節約に!」 ■フリマアプリで不要なものを売り、得たお金で株を買う! 家計だけでなく家の中も見直して、ムダがないかチェック! 「ただ捨てるのではなく、フリマアプリを活用。得たお金は少額でも、もともとなかったと思えば、気軽に株に回せるんです」 * * * 物価高で買い物のしかたや回数も変化。家計簿もその家ごとにつけやすいものを選ぶのが、長続きのコツですね!(編集:永木) 撮影/三佐和隆士 イラスト/naohiga 編集協力/鈴出智里 文=徳永陽子