DeNA・三浦監督 「最高のピッチング」プロ初完封の平良を称賛 カード勝ち越し「大きい」
◇セ・リーグ DeNA3ー0ヤクルト(2024年7月4日 横浜) DeNAは4日、ヤクルトと横浜で対戦し、3ー0で勝利。先発の平良拳太郎(28)投手がプロ初完封で2勝目を挙げた。チームは2カード連続で勝ち越しを決めた。 【写真】<D・ヤ>6回、牧の適時二塁打で生還した佐野を出迎えるDeNAナイン 打線は2回に無死一、三塁から併殺崩れの間に走者が還って先制。6回には2死走者なしの場面で、佐野が中越え二塁打で出塁すると、続く牧が痛烈な左翼線適時二塁打。2ー0とリードを広げた。さらに8回無死一、二塁で佐野が2番手・ロドリゲスからこの日3安打目となる中前適時打を放ち駄目を押した。 先発投手の平良はヤクルト打線に突け入る隙を与えず113球を投げ切り無四球、7安打5奪三振で今季初完投。自身初完封となる2勝目を挙げた。 以下は試合後の三浦大輔監督(50)との一問一答。 ーー平良が素晴らしいピッチング。 「立ち上がりからボールに切れもあったし、最後まで球威も衰えなかった。最高のピッチングをしてくれました」 ーー9回にもピンチがあったが抑えた。 「最後脱してくれたと思います」 ーー平良にとって9回完投、完封は初めて。 「最後2本打たれたがゴロヒットでしっかりとは捉えられていなかった。最後一番難しいところをよく投げ切った」 ーーどこが良かったか。 「ボールの切れがよかった。持ち味のコントロール、両コーナーをしっかり投げ切っていた」 ーー関根の守備が素晴らしかった。 「大きかったですね。何個もビッグプレーをしてくれた」 ーーヤクルト3連戦勝ち越し。 「リリーフ陣が連投していたので、平良が一人で投げてくれたのは非常に大きい」