『劇映画 孤独のグルメ』が第29回釜山国際映画祭でワールドプレミア上映 松重豊 登壇、ユ・ジェミョンがサプライズ登場
“グルメドキュメンタリードラマの金字塔”「孤独のグルメ」がついに映画化される。この度、『劇映画 孤独のグルメ』が第29回釜山国際映画祭でワールドプレミア上映され、監督・脚本・主演を務めた松重豊が登壇。さらに、ユ・ジェミョンがサプライズで登場し、本作に出演していることが明かされた。また、最新の予告映像があわせて公開された。 原作:久住昌之、作画:谷口ジローによるハードボイルド・グルメ漫画「孤独のグルメ」は、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描く作品。単行本はシリーズ累計150万部を超えるベストセラー。作中で登場する店は高級店や流行りの店ではなく、街に溶け込むように年月を重ねた大衆食堂や個人店がほとんど。五郎が独りで食事を楽しむ様子が自身のモノローグと共に描かれるスタイルが「今までのグルメ漫画には見られない!」と人気を博し、2012年1月より松重豊主演でテレビ東京系連続ドラマとしてシリーズ化された。深夜にひっそりと放送がスタートしたドラマは、食欲をそそる料理と松重演じる五郎の大胆な「食べっぷり」や「心の声」の魅力にハマる人が続出。孤食の時代を先取りするとともに、誰しもの生活に“食のドラマ”があるという、新しい文化を作り上げた。 そしてこの度、『劇映画 孤独のグルメ』が第29回釜山国際映画祭【オープンシネマ部門】に正式出品され、松重豊がオープニングセレモニーをはじめとした映画祭公式行事に登場した。現地時間10月3日(木)20:00からは【オープンシネマ部門】出品作品として、ワールドプレミアが実施され、舞台挨拶には「梨泰院クラス」で最凶の敵役・長家の会長役を演じた、ユ・ジェミョンがサプライズで登場。同時に本作への出演が発表された。 松重は、会場を埋め尽くすファンと共にワールドプレミア上映を鑑賞。上映が終了し、会場から大きな拍手と歓声が巻き起こると、それに対し大きな声で「カムサハムニダ!」と感謝の言葉を叫び、笑顔で会場を後にした。 『劇映画 孤独のグルメ』は、2025年1月10日(金)より全国公開。
otocoto編集部