2カ月で2度の暗殺未遂…大統領選には影響は

青井キャスター: 2カ月で2度目の暗殺未遂となりますが、なぜ命を狙われるような事件が相次いでいるのでしょうか? 木村拓也キャスター: 2つの事件を比べてみます。1度目、7月の暗殺未遂は選挙集会中にトランプ氏が狙われました。銃弾はトランプ氏の右耳を貫通し、20歳の容疑者は射殺されました。今回は、プライベートを狙った暗殺未遂です。ラウス容疑者（58）は射殺されず、拘束されています。 青井キャスター: 状況は異なるようですが、気になるのは2つの事件に関連があるのかどうかです。 SPキャスターパックン: 2つの事件に関連はないようですが、アメリカがそれだけ激動しているということです。 今回のラウス容疑者は、ウクライナ支援に熱狂しているという情報があります。2016年の選挙ではトランプ氏に票を入れたといったニュアンスの投稿もあるということから、民主党の人ではないこともわかる。ウクライナ支援をやめると公言するトランプ氏に怒っているという可能性は高いと思います。しかし、法廷で証言するまで動機は分からないでしょう。 青井キャスター: この事件、今後の大統領選にどう影響を与えるのでしょうか? SPキャスターパックン: 1回目の影響も数週間経ったら収まりましたし、今回は未然に防ぎましたから、あまりないと思います。 青井キャスター: 警備は、大変ですよね? スペシャルキャスターパックン: 2カ月前に同じような暗殺未遂事件があったばかりなのに、今回もまたあったというのは、今後は2、3倍厳しく警備しなくてはいけないと思います。 （「イット!」 9月16日放送より）