トラックのタイヤ脱輪事故から1年 「ナットの増し締めや定期点検を」
青森朝日放送
2023年12月、八戸自動車道で大型トラックのタイヤが外れ、2人が死傷した事故から1年が経ちました。犠牲者に黙とうが捧げられ、警察などがタイヤの脱輪事故防止を呼び掛けました。 【黙とう】 「交通犠牲者に対する黙とうを行います。それでは黙とう」 国土交通省や高速道路交通警察隊の関係者などが集まり、事故の犠牲者に黙とうを捧げました。 八戸自動車道では、2023年12月、走行中のトラックから左後ろのタイヤが2本外れ、そのうちの1本が道路上で作業していた男性に当たるなどして、2人が死傷しています。 この事故から1年。2日は、「防ごう大型車の車輪脱輪事故」などと書かれたチラシを料金所を通過するドライバーに配って、ナットの増し締めや、定期点検を確実に行うよう呼び掛けました。 【高速道路交通警察隊 栁井敏文副隊長】 「(高速道路は)一般道よりも約2倍近いスピードが出ております。タイヤの脱落に限らず、小さなものの落下物でも大きな事故につながります」 「一般道に比べて危険性が大きいということを覚えておいていただきたいと思います」