年末を前に密輸対策を強化しようと、１２月３日、鹿児島税関支署で年末特別警戒の出動式が行われ、麻薬探知犬が違法薬物を探し出すデモンストレーションも披露されました。 鹿児島市の長崎税関　鹿児島税関支署で、３日行われた出動式。 鹿児島税関支署では、人の往来や物流が増える年末を前に、不正薬物やテロ関連物資などの密輸対策を強化しようと、１２月３日から１２月１３日までを年末特別警戒期間としています。 職員 「ただ今から取り締まりに出動します」 式が終わると職員たちは次々と車に乗り込み、それぞれの取り締まり現場に出動しました。 また、式の後には麻薬探知犬によるデモンストレーションも。 旅行客に扮した６人の職員の中から、違法薬物のにおいがするバッグを持った人物を探します。 麻薬探知犬はあっという間に薬物のにおいを嗅ぎつけると、職員に合図を送っていました。 長崎税関　鹿児島税関支署・山口昌彦支署長 「コロナ前よりもクルーズ船の入港隻数が増えてきている。鹿児島は離島も多いのでその辺の取り締まりも強化していきたい」