医師になりきり体験 金大医薬保健学域の文化祭
金大宝町キャンパスで2日、医薬保健学域の文化祭「医学展2024-紡ぐ-」(北國新聞社後援)が始まり、来場者は医療体験や金大附属病院の見学を通じて医学への関心を深めた。 「お医者さん体験ブース」では親子連れが内視鏡や腹腔(ふくくう)鏡手術、お産などを体験した。細菌や寄生虫のマラリアを顕微鏡で見るブースも設けられ、病院長室などを巡る病院見学もにぎわった。 「能登ブース」では被災地でボランティア活動に励む学生有志団体「石川・能登未来知図(ちず)」の活動が紹介された。輪島市門前町黒島地区で使われていた食器が販売され、能登半島地震に関する講演会も開かれた。 マッチョコンテストや模擬店も人気を集め、金沢市粟崎町の坂井このはちゃん(6)は「手術の映像が楽しかった」と話した。 最終日の3日は、能登の子どもたちが招待される。