ソフトバンク育成3年目野手が韓国での三塁打に手応え オフに巨人・岡本和真に弟子入り「まねをしてから間ができた」
◆練習試合・ソフトバンク3軍3-4斗山ベアーズ2軍(16日、韓国・斗山ベアーズパーク) ■「少し寂しそう」古巣相手に大暴れ山川の試合後姿【写真】 ソフトバンクの育成3年目、佐久間拓斗内野手(20)が手応えある三塁打を放った。 「8番一塁」で先発出場。8回、先頭打者で打席に立ち、真っすぐを右中間へ運んだ。全力疾走し三塁にスライディング。この試合で一番ベンチが盛り上がった。「ストレートが来たらはじこうと思った」と振り返った。 オフの自主トレでは、憧れという岡本和真(巨人)に弟子入り。打撃ではタイミングの取り方を学んだという。その甲斐あって、大道3軍打撃コーチなどから「岡本にフォームが似ている」と言われるようになった。佐久間も「岡本さんのまねをしてから間ができたんで、ボールが見やすくなった」と手応えを口にする。 大道コーチは「昨年よりも真っすぐを捉える確率は上がっている。当たれば力はあるから。でも、まだまだ確率を上げていかないと。バットで生きていくタイプの選手なんで」と劇を飛ばす。 昨季ファーム非公式戦では本塁打5本。今季の目標は10本をまず見据え、ひたすらバットを振る。(浜口妙華)
西日本新聞社