獲得を後悔? プレミアリーグで大苦戦する新戦力(6)プレーがおっかない…。6試合で3つの失点に関与
2024/25シーズンのプレミアリーグ開幕から約1ヶ月半が経過した。早くもチームに欠かせない戦力となっている新加入選手がいる一方で、新天地で自らの定位置を掴むことや苦しいパフォーマンスに終わっている選手もいる。今回は、プレミアリーグで苦戦する新戦力を紹介する(データは2024年10月7日現在)。
GK:アリヤネット・ムリッチ(イプスウィッチ・タウン) 生年月日:1998年11月7日 今季リーグ成績:6試合12失点 今季プレミアリーグに昇格したイプスウィッチ・タウンは、第7節終了時点で勝利こそ挙げていないが、内容だけ見ると昇格した3クラブの中では最も良いと言えるかもしれない。 チャンピオンシップで活躍した選手たちを中心とした補強戦略が実を結びつつあり、中でもリアム・デラップやジャック・クラークらアタッカー陣がインパクトを残している。 一方で守備陣はやや不安定で、中でも降格したバーンリーから獲得した新守護神アリヤネット・ムリッチは、データサイト『Sofascore』によると、6試合で3つの失点に直接関与するミスを犯してしまっている。失点に繋がらない場面でも不用意なパスが目立っており、彼のミスを起点にカウンターを受ける機会も少なくない。 しかし、バーンリー時代から課題になっているのが、パス精度の低さよりも判断の悪さである。中でもイプスウィッチでのデビュー戦となったマンチェスター・シティ戦でのパフォーマンスは最悪だった。14分にボールを持っているところをサビーニョに奪われて失点を喫し、16分にも飛び出しの判断を誤って失点。 直近のウェストハム戦との第7節でもパスの判断を誤ってピンチを迎えており、不安定なパフォーマンスが続いている。目標である残留を達成するには、彼のミスを少しでも減らすことが条件になるだろう。
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