写真：窓の杜

　「CrystalDiskInfo 9.5.0」と「CrystalDiskMark 8.0.6」が、11月20日にリリースされた。公式サイト「Crystal Dew World」の26周年と新しい公式キャラクター「水晶碧」のデビュー1周年を記念したバージョンで、旧来の公式キャラ「水晶雫」と2人そろった壁紙も同時公開されている。 【画像】「CrystalDiskMark」v8.0.6 　「CrystalDiskInfo」は、HDD/SSDの自己診断システム「S.M.A.R.T.」から情報を取得し、その内容を一覧するツール。ディスクの健康状態や温度を一目で把握できる。64bit版を含むWindows Vista/Server 2003以降に対応するフリーソフトで、現在公式サイト「CrystalDiskInfo」からダウンロード可能。窓の杜ライブラリや「Microsoft Store」からも入手できる。 　最新のv9.5.0では、以下の改善が行われた。 ・ダークモードメニュー対応 ・Realtek RTL9220DP対応 ・JMicron JMS586 対応（Beta） ・Buffalo SSD-SCTU3A 対応 ・Toshiba HDD 対応 ・テーマ追加（AoiLight/AoiDark） [Aoi Edition] ・テーマ追加（ShizukuLight~nijihashi_sola/ShizukuDark~nijihashi_sola） [Shizuku Edition] ・コアライブラリ（Project Priscilla）更新 ・言語ファイル更新 　一方の「CrystalDiskMark」は、ストレージのデータ転送速度を測定できるベンチマークソフト。世界的に著名なアプリで、広く用いられている定番のストレージベンチマークと言える。対応OSは64bit版を含むWindows Vista/Server 2003以降で、無償で利用可能。「Microsoft Store」版のみ有償（1,000円）だが、買い切りなので寄付のつもりで購入してもよいだろう。 　v8.0.6における変更は、以下の通り。 ・ダークモードメニュー対応 ・コアライブラリ更新（Project Priscilla） ・新テーマ（AoiLight/AoiDark）を追加（Aoi Edition） ・新テーマ（ShizukuLight~nijihashi_sola/ShizukuDark~nijihashi_sola）を追加（Shizuku Edition） 　「CrystalDiskInfo」「CrystalDiskMark」ともに、通常版とキャラクター版がある。ダウンロードサイズの小ささとシンプルさを優先したいなら通常版を、多少ダウンロードサイズが大きくなっても追加のテーマなどを楽しみたい場合はキャラクター版がおすすめだ。 　なお、“開発支援版”インストーラーでセットアップする際は広告アプリが追加でインストールされるが、ユーザー側で拒否することもできる。