鹿児島県 徳之島町「食と農林漁業の祭典」 多彩イベントで交流
【徳之島】徳之島町「食と農林漁業の祭典in2024」(同実行委員会主催)は24日、同町亀津新漁港広場であった。優秀農家など各種表彰やステージイベント、名物のマグロ解体ショー、農林水産物の販売など多彩な催しでにぎわった。塩田康一県知事も視察に訪れ、農林水産業の振興に期待のエールを送るなど交流した。 絶好の秋晴れの下、「徳之島闘牛太鼓」のオープニングステージで開会。同島3町対象「知事とのふれあい対話」や視察で来島中の塩田知事はあいさつで、農業産出額全国第2位、全国和牛共進会・連続日本一の達成など農業県鹿児島に不可欠な奄美地域の農林水産業の振興もアピールしたほか、各ブースを巡回して交流した。
各種表彰に続き、同町漁業集落が日本マグロ資源研究所(宇検村)から調達した本マグロ(82㌔)の解体ショーと刺し身の無料コーナーは今年も長蛇の列ができる一番人気ぶり。青少年や家族連れ対象の漁船クルーズ体験やお魚の無料配布(魚食普及)、海の生き物展示も。JAの青果物青空市は主婦層の列ができた。 木工制作体験やサトウキビ重量当て、徳之島高校の豚みそや苗物販売、各種フリーマーケットなども関心を集めた。ステージイベントでは「ハシケン・ミニライブ」やダンス、琉球舞踊など多彩なプログラムで楽しませた。お楽しみ抽選会で一喜一憂させた。