民主党カマラ・ハリス氏 敗北認める「この結果は私たちが望んでいたものではない」女性初大統領ならず
米大統領選は5日夜(日本時間6日朝)に開票が始まり、米主要メディアは6日未明(同6日夜)、4年ぶりの返り咲きを狙った共和党候補ドナルド・トランプ前大統領(78)が勝利を確実にしたと報じた。勝敗の鍵と言われた激戦7州を次々と制した。報道を前にトランプ氏は、フロリダ州の集会場で早々に勝利宣言。「再び米国を偉大にする」と訴えた。民主党候補カマラ・ハリス副大統領(60)は初の女性大統領を目指したが、及ばなかった。 【写真あり】ハリス氏の集会にビヨンセ登壇 出身地ヒューストンで初登場 これを受け、ハリス氏は自身のSNSを更新。敗北宣言を行った。投稿では「本日早くに、トランプ大統領と話し、彼の勝利を祝いました。彼に、私たちは彼と彼のチームが円滑に政権移行できるよう支援することを伝え、平和的な権力移行に取り組むことを約束しました」と報告。 続けて「“暗くなって初めて星が見える”という格言があります。私は、多くの人が暗い時代に突入していると感じていると分かっていますが、そうではないことを願っています」とした上で「しかし、アメリカよ、もしそうであるならば、輝く億万の星の光で空を満たしましょう」とつづった。 また「この選挙の結果は、私たちが望んでいたものでも、私たちが戦ったものでもありません」としたが「今日、私の心は感謝で満たされています。私に託してくださった信頼への感謝、私たちの国への愛、そして決意で満たされています」と感謝も伝えた。