三重県産の杉でお出迎えの大空間エントランス 檜テーブルや伊勢型紙のランプシェードも 第2名古屋三交ビル
開放感あふれる窓からは名古屋市内の眺望を楽しめる=名古屋市(三重テレビ放送)
名古屋駅近くで開発が進められてきた三交不動産の複合テナントビル「第2名古屋三交ビル」が、12日にオープンしました。 新しくオープンしたビルは、地下1階・地上14階建ての鉄骨構造で、名古屋駅から徒歩7分という立地の良さが特徴です。 1階にあるエントランス「MUQUA(ムクア)」は三重県産の杉を使った高さ約10メートル、広さ約300平方メートルの大空間で、個性的な装飾と木の温もりを楽しむことができます。 2階から14階まではオフィスフロアとなっていて、開放感あふれる窓からは名古屋市内の眺望を楽しめるほか、各階に体と心を整えることをコンセプトとしたリフレッシュルームが設けられています。 中でも入居者専用の貸会議室「KOQU(コキュウ)」は、三重県産檜(ヒノキ)のテーブルや伊勢型紙のランプシェードなどが設置され、担当者は「津市に本社を置く会社として三重県の文化も発信できれば」と話していました。 中村充孝代表取締役社長は「『ちょうどいい』と捉えてもらえる規模感や立地、機能が備わっている。長く利用してもらえるようビルを育てていきたい」と期待を込めました。