ベン、考え直してくれ！ ライスが代表入り拒否のアーセナル同僚を説得へ「イングランド代表としてのプレーはこの上ない名誉」
「とても良い奴だし、信じられないような選手なんだ」
デクラン・ライスは、イングランド代表入りを拒否したアーセナルのチームメイト、ベン・ホワイトを説得する構えだ。 【PHOTO】まさにスタジアムの華！ 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介！ 現在プレミアリーグ首位のアーセナルで活躍するホワイトは、カタール・ワールドカップの際、「個人的な理由」でイングランド代表から離脱。それ以来、距離を取り、今回の活動も不参加となったなか、ガレス・サウスゲイト監督は、その背景を次のように明かしていた。 「エドゥ（アーセナルのスポーツディレクター）から電話があり、『ベンは今のところイングランド代表に選ばれたくない』と言われたんだ。カタールの後、彼（ホワイト）と話した。ただ、彼の側からは遠慮があった。その理由は分からないが、私はそれを尊重する。良い選手だから、ドアは空けたままにしておくよ」 サウスゲイト監督と同様に、ライスも復帰を強く望むひとりだ。英公共放送『BBC』でこう訴えた。 「ベンはとても良い奴だし、信じられないようなフットボーラーなんだ。何が起こっているのか知るのは難しいが、彼は自分の決断を下した。彼は今、イングランド代表でプレーしたくないんだ」 「イングランド代表としてのプレーは、この上ない名誉だ」と考える25歳のMFはまた、いかに同世代のDFが必要な存在かを力説。センターバックとサイドバックを高いレベルでこなす、ユーティリティ性を伝えた。 「ベンはどこでもプレーできるクオリティを持っている。あのような選手が、本当に鍵を握る。考えを改めるよう願うよ。でも、彼がそれで満足なら仕方がない。ベンが決めることだ」 仲間の願いが通じ、ホワイトは心変わりするのか。今夏のEUROを前に、大きな注目が集まる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
