おおさか東線北区間新駅は「南吹田」「JR淡路」「城北公園通」「JR野江」
2019年の春に開業予定
おおさか東線北区間新駅は「南吹田」「JR淡路」「城北公園通」「JR野江」撮影・編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
JR西日本は24日午後、大阪市北区の本社で会見を行い、全線開業に向け準備を進めている「おおさか東線」の新しい駅4駅の駅名を発表した。2019年の春に開業予定で、同社は「この開通で、より新幹線への利用が便利になる」としている。
各駅舎の基本コンセプトは「既成市街地の活性化を促すと同時に地域の財産となる駅」
今回発表されたのは、2019年春の開業に向け進めている新大阪駅~放出(はなてん)駅間の「南吹田(みなみすいた)」「JR淡路(じぇいあーるあわじ)」「城北公園通(しろきたこうえんどおり)」「JR野江(じぇいあーるのえ)」の4つの新駅名。同社によると、この4駅はいずれも相対式ホーム2面で8両編成の車両に対応。エレベーターがホームに2基、エスカレーター4基が設置される。 また、各駅舎の基本コンセプトは「既成市街地の活性化を促すと同時に地域の財産となる駅」「国土軸である新大阪へ連絡する、新たなネットワークの玄関口となる駅」となっている。
南吹田駅「神崎川と水路の風景」
各駅のデザインコンセプトは次の通り 南吹田駅「神崎川と水路の風景」。新駅周辺は神崎川の水資源を生かした水田、くわいの栽培地であった地域の歴史、風土のあるまちであることから、神崎川、水路の風景を表現している。住所は大阪府吹田市南吹田で、新大阪駅から約2キロ、JR淡路駅からは約1.3キロの地点に位置する。
JR淡路駅「菅原道真と淡路」
JR淡路駅「菅原道真と淡路」。淡路の地名は平安時代、菅原道真が中州(中島)であったこの地を淡路島と間違えて上陸したことに由来すると伝えられていることから、当時の川の流れと地形などを表現。住所は大阪市東淀川区菅原で、南吹田駅から約1.3キロ、城北公園通駅からは約2.1キロの地点に位置する。
城北公園通駅「淀川の渡し舟」
城北公園通駅「淀川の渡し舟」。新駅の位置する城北地域を含む旧淀川には多くの渡し場があり、水運とともに歩んできたことから、渡し舟が水面に浮いている様子を表現している。住所は大阪市旭区赤川で、JR淡路駅から約2.1キロ、JR野江駅からは約2.2キロの地点に位置する。