9月製品の原料で検出最多 プベルル酸、小林製薬
小林製薬の「紅こうじ」サプリメントの問題で、健康被害の原因物質と疑われる青カビ由来の化合物「プベルル酸」が、昨年9月の製品ロットの原料から最も多く検出されていたことが4日、同社が厚生労働省に提出していた資料で分かった。その前後時期のロットの原料からも検出されたが、一部で未検出だった時期もあった。 厚労省は4日、同社の紅こうじサプリに関する健康被害の入院者が、3日時点で前日から11人増え188人になったと同社から報告を受けたと明らかにした。医療機関を受診した人は1058人。同社への相談件数は約4万件となった。 国のコールセンターには3日までに2800件超の相談があった。