【七夕賞】「7」ではなく前走「2」番人気が連対率50% 好データの後押し受けるレッドラディエンスを推奨
前走2番人気が強い
七夕賞のデータをまとめてみよう。 【好走データ】 A「4、5歳」 B「前走が鳴尾記念か新潟大賞典か福島民報杯」 C「前走2着か5着」 D「前走2番人気か5番人気」 E「前走0.1~0.5秒差で負けた」 F「鹿毛」 【勝ち馬なし】 G「8歳以上」 H「前走1着」 プラスデータを多く持っていて(最多の4つ)、うちマイナスデータがないのは、カレンルシェルブル(BCEF)、キングズパレス(ABCF)、ダンテスヴュー(ABEF)、ボーンディスウェイ(ABCD)、リフレーミング(BCDE)、レッドラディエンス(ACDE)の5頭。 今回、最も強いプラスデータはD「前走2番人気か5番人気」。ともに複勝率が5割を超えている優秀なものだが、特に前走で2番人気に支持されていた馬は、連対率50%、複勝率は60%を超えている。これに該当するのが、今回の登録馬ではレッドラディエンスだけ。連対馬が出ていないメトロポリタンS組だが、上述したようにサンプル数が少なく、マイナスとする必要はないと判断する。強データを信じて、レッドラディエンスを本命としたい。 次点での強データは同じくD「前走5番人気」で、これを持つのがボーンディスウェイ(ABCD)とリフレーミング(BCDE)。この2頭の比較では、A「4、5歳馬」よりE「前走0.1~0.5秒差で負けた」の方が好走率が高いので、◯リフレーミング、▲ボーンディスウェイの順とする。 残った3頭、カレンルシェルブル(BCEF)、キングズパレス(ABCF)、ダンテスヴュー(ABEF)だが、これも同様にE「前走が0.1~0.5秒差で負けた」を持つカレンルシェルブル、ダンテスヴューが4、5番手、Eを持たないキングズパレスを6番手としたい。カレンルシェルブルとダンテスヴューの順番付けだが、前者が持っている「C」、後者が持っている「A」のプラスデータを比較すると、「C」の方が勝率、連対率ともに上回っている。よって、4番手がカレンルシェルブル、5番手がダンテスヴューとしたい。 あとは、印を打った馬が「7枠」、もしくは「7番」を引かないことを祈るだけだ。 ◎レッドラディエンス ◯リフレーミング ▲ボーンディスウェイ △カレンルシェルブル ×ダンテスヴュー ×キングズパレス 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 これまで、テレビ中継で「ラッキーセブンの攻撃です」の言葉を、何気なく聞いていましたが、「ラッキー7(セブン)」は、大リーグ由来の言葉らしいです。勉強になりました。ちなみに、「ラッキーセブン」だからという理由で、7番の馬券を買ったことはありません。
門田光生