「ネスカフェ 原宿」リニューアルオープン、サステナブルな取り組みを体験できるコンセプトストアに/ネスレ日本
ネスレ日本は、「ネスカフェ」のサステナブルな活動を楽しく体験できるコンセプトストアとして、「ネスカフェ 原宿」(東京都渋谷区)を4月5日にリニューアルオープンした。同店のフルリニューアルは、2015年2月以来9年ぶり。「ネスカフェ」の新しい一面を発見してもらい、好きになるきっかけを提供するねらいだ。 店内は、天井の高さを利用することで開放感がある。中央には、リサイクル可能な段ボールで制作したシンボルツリーを配置した。コーヒーの白い花を想起させるデザインとなっている。日常から離れ、思い思いのひとときを過ごせるよう、コーヒー農園を想起させるようなゆったりとしたくつろぎの空間を目指したという。インテリアやユニフォームの一部には、リサイクル可能な素材や「ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック」の紙パッケージをアップサイクルした素材を使用している。 今回のリニューアルは、店舗開発からメニュー作りまで全てを「ネスカフェ」の若手マーケティングメンバーが考案・実行したという。入り口には自撮りをしやすくするために鏡を配置したり、ライトの傘にマグカップを使うなどの遊び心があふれている。「ネスカフェ」のロゴが店内にほとんどないことも特徴だ。
ネスレ日本飲料事業本部の益戸洋平さんは、4月4日に行われたリニューアルオープンの体験会において、「“ネスカフェ 原宿”で、1杯のコーヒーを飲む。この小さなアクションが実はサステナブルな未来につながっているということを多くの方に体験していただきたい」とし、「“ネスカフェ”ブランドの想いを、あえて前面に出さずにメニューや内観などに散りばめることで少しずつ訴求し、感じていただけたら」と話した。 カフェメニューは、「ネスカフェ」のレギュラーソリュブルコーヒー(可溶性コーヒー)を使用したラテアートや季節ごとのアレンジドリンクのほか、「ネスカフェ ペアリングセット」を展開する。これは、「ネスカフェ」各種と、その香りや味わいを一層引き立てるスイーツのセットだ。これらメニューは、若手バリスタが監修・考案しており、おいしさと遊び心を大切に開発しているという。 今回のフードペアリングや主にアイス系のアレンジドリンクを監修・考案したリ ウェイ シュエンさん(人気コーヒー店「Liwei coffee stand」のオーナー)は、「“ネスカフェ 香味焙煎”を使ってアイスドリンクにチャレンジした。フルーティーな味わいなので、酸味や甘みと相性がいいと思い、コーヒーから生まれた果実で作ったシロップに合わせた」とした。 同じく、フードペアリングや主にホット系のアレンジドリンクを監修・考案した神山莉月さん(「KITASANDO COFFEE Roastery」のストアマネージャー)は、次のように話す。「“ネスカフェ ゴールドブレンド”と“ネスカフェ エクセラ”の2種類を使って秋冬向けのホット系のドリンクを考案した。春に関しては、“ネスカフェ ゴールドブレンド”を使っているが、口に含んだ瞬間の甘さと苦さのバランスがとても良いので、イチゴとダークのチョコレートを合わせて、甘酸っぱくてコーヒーもしっかり感じられるホットドリンクを作った」。
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