【台湾】コロナ中等症・重症898人、８週ぶりに減少
台湾衛生福利部（衛生省）疾病管制署（疾管署）は16日、９～15日の１週間に新たに確認された新型コロナウイルス感染症の中等症と重症の患者は898人だったと発表した。前の週（２～８日）の987人と比べて89人（9.0％）減った。減少するのは８週間ぶり。疾管署はコロナの流行について、「ピークを過ぎたが、まだ流行期にある」と指摘した。 ９～15日に新たに確認された死者は104人。その前の週の99人と比べて５人増えた。 直近４週間の変異株のモニタリング結果によると、コロナのオミクロン株から派生した変異株「ＪＮ.１」の域内での検出率は39％で、前の週とほぼ横ばいだった。「ＬＢ.１」は20％、「ＫＰ.３」は17％で、いずれも直近で上昇傾向にある。一方、「ＫＰ.２」は13％で、低下傾向にある。疾管署は変異株の流行について引き続きモニタリングするとしている。
