Rain Tree、デビュー曲の選抜メンバー7人決定「いつか17人でドームに」個人名も変更
秋元康氏が総合プロデュースする新ガールズグループ「Rain Tree(レインツリー)」が11日、都内で、来年1月発売の1stデジタルシングルの選抜メンバーを決めるセレクション最終審査会を開催し、デビュー曲を歌唱する7人が発表された。デビューに伴い、メンバー17人の活動名も変更された。 【写真】Rain Treeメンバー 選抜メンバーの人数が7人と発表されると、会場のファンからは「えー」「少ない!」など驚きの声があがった。選抜メンバーとして名前が読み上げられたのは佐藤莉華(旧名サナ、22)遠藤莉乃(イチゴ、17)綾瀬ことり(コトリ、18)新野楓果(ニイ、24)加藤柊(キナコ、19)鈴野みお(リンリン、15)橋本真希(マキ、26)。7人はステージに登場し、大粒の涙を目に浮かべながらハグを交わした。 佐藤は号泣しながら「皆さんの応援に応えられて良かったという気持ちと、うれしい気持ちと、どこかで17人みんなで表題曲を歌えるんじゃと思ってたから悲しい気持ちもある」と率直に吐露。遠藤は「この人生をアイドルに捧げて、どんな辛いことがあっても全力を尽くします」と宣言した。 綾瀬は「1stシングルを絶対に成功させたいしいつか17人でドームに立てるよう頑張っていきます」。新野は「選ばれたからにはほかのメンバーの気持ちも背負って良いスタートを切れるよう頑張っていきたいです」と力強く意気込んだ。加藤は「練習すればするほど自分の弱さや足りない部分に気付いた。Rain Treeの名前を背負ってこれまで以上に努力していきます」と涙ぐんだ。 最年少の鈴野は涙で言葉を詰まらせながら「1stシングルを絶対に成功させます。17人でRain Treeです」。最年長の橋本は「今日名前を呼ばれなかった子たちも頑張ってきた姿を見てきた。いつか17人で楽曲を披露できるようみんなの気持ちを背負って頑張っていきたいです」と決意をにじませた。 メンバー17人は10月から約3週間のレッスン期間を経て、運営スタッフらで技術面などを評価。この日のイベントでは全メンバーが1分間の自己PRを行った。歌やダンスのほか、額でクルミを割るなど個性的な特技を披露するメンバーも。レッスンでのスタッフからの評価と自己PR後のファン投票により、選抜メンバーが選ばれた。 17人は昨年10月に「WHITE SCORPION」を生み出したオーディション「IDOL 3.0 PROJECT」の最終審査落選者で、同グループの妹分として活動してきた。先月8日の会見で、デビューや「選抜制度」の導入が発表された。 メンバーの黒澤禾恋(ミラン、16)は体調不良で一時休養中のため、イベントを欠席した。