「山の京都」の旬がいっぱい 秋まつりに野菜やとち餅
京都府南丹市美山町鶴ケ岡で、恒例の「鶴ケ岡実りの秋まつり」が開かれた。旬の野菜を集めた品評会や即売に加え、名産のとち餅やさばずしの屋台も出て、住民たちが地元の味覚を満喫した。 【地図】京都府南丹市の位置はここ 鶴ケ岡振興会が毎年、商店「たなせん」前の広場で主催している。 農林産物品評会は11人がムカゴやショウガなど21点を出品し、府やJAなどの専門家が見定めた。ずっしりと重い白菜が金賞、粒のそろった小豆が銀賞、真っ白な大根が銅賞に輝いた。審査後の即売では、住民たちが新鮮な野菜を次々と手に取っていた。 地元グループによる名産品などの屋台8軒も並んだ。とち餅のあられ、実演販売する手打ちそばが用意され、来場者は音楽ステージに耳を傾けながら味わった。