『君たちはどう生きるか』など全27作品、ジブリパークの最新情報も収録「スタジオジブリ全作品集 増補改訂版」登場
『風の谷のナウシカ』から始まるスタジオジブリの全27作品を完全網羅した「スタジオジブリ全作品集 増補改訂版」が講談社より刊行された。 【写真】すごい!『君たちはどう生きるか』設定資料を見る 2021年に発売した前版は世界で高まるスタジオジブリ人気を反映し、7か国に翻訳されるなど、10万部以上の大ヒットとなった。 本書「スタジオジブリ全作品集 増補改訂版」は待望の完全版。最大の目玉は、2023年7月に公開され、第96回米アカデミー賞長編アニメーション賞・第81回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞などに輝いた最新作『君たちはどう生きるか』を掲載していることだ。 宮崎駿監督のイメージボートから、キャラクター設定、レイアウトといった製作過程を年表付きで詳細に解説。 巻頭の鈴木敏夫プロデューサーの特別インタビューでは、『君たちはどう生きるか』がどのように世界で大ヒットしていったか、ジブリパークやスタジオジブリの未来について語られる。 さらにGKIZのプロデューサー、エリック・ベックマンの証言では、アメリカでは、どのようにジブリ作品を愛されるようになっていったのかが語られ、人々の熱意と地道な努力によって、その輪が子どもたちを通じて、どんどん広がっていったことがわかるだろう。 5つのエリアが開園したジブリパークの最新情報、三鷹ジブリ美術館やジブリパークでしか見られない短編映画10作品も紹介。スタジオジブリの魅力が詰まった1冊だ。
リアルサウンド ブック編集部