究極の冬キャンプ【雪中テント泊】アウトドア写真家がおすすめする幻想的な冬の絶景キャンプ場【4選】
いよいよ本格的な冬の到来を迎えた日本列島。ウィンターレジャーというとスキーやスノーボードが浮かぶけれど、昨今のキャンプブームで冬のキャンプも注目されているんです。 【画像】冬の絶景キャンプ場をもっと見る! 春夏秋の3シーズンしかオープンしないキャンプ場が多い中、全国探せば真冬も営業しているキャンプ場がチラホラ。今回は、冬ならではのキャンプを楽しむコツと、絶景の冬キャンプ場を、全国のキャンプ場を知り尽くす、絶景アウトドアカメラマンの猪俣慎吾さんに教わりました。
冬のキャンプの醍醐味と注意しなければならないこと
雪中キャンプは、夏には満員だったキャンプ場が、週末でも混むことはほぼない、という利点があります。人が居ないところを好む人には打ってつけですし、鬱陶しい虫もゼロ。熊やイノシシなども冬はいないので、安心して過ごせます。そして、冬ならではの絶景に出合えるのが、最高の醍醐味です。 ただ、当たり前ですが、ものすごく寒い。なので、冬季でも耐えられる寝袋やマットはもちろん、暖房器具や電気毛布なども用意しなくてはならないというハードルはあります。 コツとしては最初からテント泊をするのではなく、キャンプ場のバンガローを利用してみたり、デイキャンプでまずは試してみてから宿泊キャンプに切り替えたりするのもいいと思います。 また、注意しなければならないのは、移動手段として使うであろう自動車。望ましいのはスタッドレスタイヤ+4輪駆動車を選ぶこと。場合によってはチェーンも携帯した方がいいでしょう。冬季も営業しているキャンプ場は比較的道路事情がよくない場所が多いので雪道に慣れていない人は行くべきではありません。 では、雪中キャンプができるおすすめのキャンプ場をご紹介しましょう!
◆檜原西湖畔オートキャンプ場(福島県耶麻郡)
避暑地として有名な福島県の裏磐梯。真夏でも涼しいこの場所は真冬ともなると雪深い豪雪地帯へと変貌します。 その裏磐梯の中心に位置する桧原湖で長年通年営業しているのが「檜原西湖畔オートキャンプ場」です。 おすすめは桧原湖が全面結氷する1月後半から。キャンプ場から徒歩で凍った湖を歩いて行くことができ、氷上ワカサギ釣りを楽しめます。有料とはなりますが、スノーモービルでお好みのポイントまで送り迎えをしてくれるサービスもあります。 キャンプ場から見える、凍った湖の上に並んだ色とりどりのワカサギ釣りテントの景色は、素晴らしいの一言です。この辺りはリゾート地でもあるのでスキー場もあり、日帰り入浴施設なども充実しています。 檜原西湖畔オートキャンプ場 所在地 福島県耶麻郡北塩原村檜原南黄連沢山1157-31 電話番号 0241-33-2288