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　和歌山市は市民税や・県民税通知書の封入業務を委託していた業者がランサムウェア被害を受けた影響で、個人情報が約15万件が漏えいしたと発表しました。 　和歌山市によりますと、2023年度の「市・県民税特別徴収税額決定通知書」の封入業務を京都市に本社があるイセトーに委託していたということです。 　今年5月に「イセトー」は複数のサーバーやPCなどでランサムウェアによる被害が確認され、委託業務で預けていた個人情報などの漏えいが確認されたということです。 　漏えいが確認されたのは市や県民税を給与天引きしていた個人の約13万5000件、給与天引きを行う事業所の約1万6000件の計約15万1000件だということです。 　漏えいした内容は氏名・住所・所得・税額などの課税情報だということです。 　市によりますと、委託終了後速やかに削除されるべきデータが、本来業務を行う部門とは異なる部門のサーバーに複製、保管されていたことも判明しました。 　漏えいの対象者には個別に通知を市から行うということです。また市では問い合わせの電話窓口を今後解説するということです。