道南いさりび鉄道、20日から「夜景列車」運行 日本酒を限定販売
道南いさりび鉄道(函館、川越英雄社長)は20日から4日間限定で、上磯―木古内間で「夜景列車2024」を運行する。
同列車は20、21、22日と24日の函館午後5時45分発木古内行きで実施。上磯駅発車時に、進行方向2両目の車両を終夜灯を除き減灯し、夜汽車の雰囲気を感じる車内から、函館市街の「横夜景」や函館湾に浮かぶ船の灯りなどを車窓から見ることができる。 運行に合わせ、石別地区観光推進事業実行委員会がトラピスト修道院(北斗市三ツ石)の並木道で実施する「トラピスト通り並木道ライトアップ」とのコラボレーション企画として、列車内に会場で製作できるワックスキャンドルを設置するほか、今回新たに渡島当別駅の出入口やホームの柵へイルミネーションを施す。 このほか、同社の五稜郭駅売店では五稜乃蔵との連携商品として「いさ鉄ラベル五稜(180ミリリットル入り、税込み770円)」を限定販売しており、日本酒を味わいながら夜汽車の雰囲気を楽しむこともできる。 全席自由席で、予約不要。普通乗車券または「いさりび1日きっぷ」(大人1000円、子ども500円)など、同社で利用できるフリー切符で乗車できるが、交通系IC乗車券は利用できない。 同社企画営業課の春井満広担当課長は「列車からの昼の景色だけではなく、夜景と夜汽車の雰囲気を楽しんでほしい」とPRする。 問い合わせは同社(0138・83・1977)へ。
函館新聞デジタル