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【12月24日 KOREA WAVE】韓国での「非常戒厳」宣布の余波で観光業界に暗雲が立ち込めている。外国人観光客の旅行予約が急減し、業界全体に深刻な影響を及ぼしている。 釜山市は最近、海外バイヤー15カ国95社や姉妹友好都市51地域に、パク・ヒョンジュン市長名義で書簡を送付。内容には「釜山は安全で魅力的な旅行先であり、観光客に快適で安全な環境を提供するため最善を尽くしている」と強調している。 また、地域の主要観光地や観光プログラム、祭りなどは正常に運営されており、自治体の綿密なモニタリング体制の下で安全が確保されていることを伝えた。 釜山観光公社が国内観光業界40社を対象に実施した調査によると、予約キャンセルに関する問い合わせが多発している。来年第1四半期までの観光予約状況は、前年同期比で約65％減少している。業種別では、ホテル業界の予約キャンセル率が最も高く、次いで旅行会社、ヨットや施設関連の業種が続いた。 全体の75％の企業が、今回の事態が経営に「否定的な影響」を与えていると回答しており、多くの企業が長期化する場合のさらなる悪影響を懸念している。特にデモや集会などの不安要素の持続や、国家の信用度の低下が主な問題として挙げられている。 釜山市と釜山観光公社は、この状況を乗り越えるため、外国人観光客向け観光パス「ビジット釜山パス」の50％割引プロモーションを実施。また、外国人観光客誘致のためのインセンティブを早期に実施し、釜山の安全性を広くPRする。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News