「注目度分散される…」ソフトバンク・小久保裕紀監督が危機感を口にした理由「日本シリーズの扱いがどうかは監督としても考える」
◆SMBC日本シリーズ2024 ソフトバンク前日練習(25日、横浜) 4年ぶりの日本一を目指すソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が、米大リーグのワールドシリーズ(WS)に負けない熱戦を誓った。DeNAとの日本シリーズを前に横浜で調整。日本球界最高峰の戦いへの思いがほとばしった。 ■大量19人指名【ドラフト選手一覧】 監督会議で口火を切った。「WSと(日程が)かぶるので注目度も分散される。日本の代表として恥ずかしくないプレーを見せられるように、ベイスターズと共に、日本国民が喜ぶような日本シリーズにしたい」と力を込めた。 海の向こうでは大谷翔平らのドジャースとヤンキースがぶつかるWSが同じ日本時間の26日に開幕。午前中のWSに話題をさらわれかねない。「われわれは日本シリーズが一番のひのき舞台。日本の野球の価値を考えた時、日本シリーズの扱いがどうかというのは監督としても考える」。チームの勝利だけでなく日本球界全体を見渡した。 もちろん、注目度の高い戦いを繰り広げ、勝ち抜く覚悟だ。「パ・リーグの全球団を代表して、シリーズに挑むという決意を持って戦いたい」。指揮官として初の頂上決戦に臨む。(小畑大悟) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社