「アルファード」のローンが残り350万円です。「これから金利が上がる」と聞いたのですが、車のローンも上がってしまいますか? ギリギリで組んでいるので不安です…
金利上昇が心配なら借り換えを検討しよう
最後に、今回の相談のケースの350万円の残債があった場合、金利が上昇したらどれくらい返済額が増えるのか、シミュレーションしてみましょう。 ローンの残り期間が不明ですので、残り4年(48回)あると仮定して試算してみます。 (現状、金利3%で借り入れしている場合) 毎月7万7470円×48回=371万8560円 (金利4%に上昇した場合) 毎月7万9027円×48回=379万3296円 (金利5%に上昇した場合) 毎月8万603円×48回=386万8944円 今回のシミュレーションだと、金利が1%上がると、毎月の支払いは約1500円上がり、トータルで8万円程度返済金額が増えます。2%上がると、返済額は毎月約3000円、トータルで15万円程度増えます。 金利が上昇することでこの上昇分を許容できるのか、というところを考慮する必要があります。 今のところ変動金利でローンを組んでいないというのであれば、無理にローンを借り換える必要もないので、安心しましょう。 仮に変動金利で組んでいる場合は、多少金利が上がっても固定金利型の自動車ローンに借り換えることなどを検討することをお勧めします。
まとめ
金利の報道を見聞きし不安になっている人もいるでしょう。まずは今返済しているローンの商品性がどういうものなのか知っておくことで、今後借り換えをするのかそのままでいいのか判断できます。 不安なことがある場合は、ファイナンシャルプランナーなどに相談してみることをおすすめします。 出典 日本銀行 統計 長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降 執筆者:宇野源一 AFP
ファイナンシャルフィールド編集部