青森県が“豪雪対策本部”を設置 知事「県政の最優先事項」 弘前市では1月の観測史上最大積雪“114センチ”
県は4日「青森県豪雪対策本部」を設置しました。 指定観測点ですでに警戒積雪深を上回り、降雪が続き様々な雪害が発生する恐れがあることから、豪雪対策に万全を期すためとしています。 災害対応として全県的な除排雪体制の整備となります。 今シーズンは平年を上回る大雪となり、弘前市では4日午前11時に1月の観測史上最大となる114センチの積雪となりました。
宮下知事は国道・県道の除排雪を徹底的に行い丁寧な広報を行うこと、新たに幹線市道の除排雪については県及び雪が比較的少なく余力のある他市町村が連携している業者からの応援を実施すること、積極的に避難所を開設することなどを指示しました。 日中にも通行規制をかけて除排雪を行います。 県民生活に生じる影響、被害の状況把握に努めて県政の最優先事項として国や市町村と連携して対応するよう求めました。 そのうえで 「住民感情を考えるとやり場のない怒りを抱えていると感じています。 これを乗り越えるために豪雪が災害であるという認識で、予算をしっかり確保して県主導の下に県一体となって対応していく。 ご自身の身を守ってお互いを尊重し合いながら、結束して災害を乗り越えていきたい」 と県民に呼びかけました。 県が豪雪対策本部を設置するのは2012年度の冬以来です。