住民が寝静まった無施錠の一軒家狙う 47歳の無職男が12件の連続窃盗容疑【長崎】
今年9月2日、長崎県島原市で民家に侵入し、現金などを盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されていた無職の男が、さらに11件の窃盗などを繰り返していたとして長崎地佐世保支部に追送検されました。 追送致されたのは住所不定・無職の男(47)です。警察によりますと、男は今年7月17日の午前4時頃~午後0時頃までの間、島原市有明町の民家に忍び込み、この家の男性(81)が管理する現金約8万2千円や財布などが入ったバッグを盗んだとして、ことし9月2日に住居侵入・窃盗の疑いで逮捕されました。 この事件が発生した前後に、長崎県早岐署管内などでも同様の手口の被害が複数確認されていることから、警察は余罪の調べを進めていました。 男の自供や防犯カメラの映像などから、逮捕時の事件も含め佐世保市で7件、島原市、北松浦郡佐々町、東彼杵郡川棚町、雲仙市、佐賀県西松浦郡有田町でそれぞれ1件の合計12件の住居侵入・窃盗および窃盗(窃盗未遂事件を含む)を繰り返し、およそ112万円相当の被害があったことがわかりました。 ほとんどの事件が、住民が寝静まった深夜に無施錠の一軒家に侵入し、現金などを盗んだということで、雲仙市では現金29万円が盗まれていました。警察は男を今月18日までに長崎地検佐世保支部へ追送検しました。
長崎放送