「一票の格差」鳥取1区と北海道2区・3区で2倍以上 北海道選挙区の無効求め札幌高裁に提訴
HTB北海道ニュース
27日投開票が行われた衆議院選挙で「一票の格差」が最大2倍以上あったとして北海道内の有権者が北海道選挙区の無効を求めて札幌高裁に提訴しました。 原告の弁護士グループによりますと、27日に投開票が行われた衆議院選挙で有権者数がもっとも少ない鳥取1区の議員1人あたりの有権者数を1票とすると北海道2区と3区は0.49票分しかなく2倍以上の「一票の格差」があるとして選挙の無効を訴え道内の有権者12人が札幌高裁に提訴しました。 田中健太郎弁護士) 「有権者の声が国会にまで届きにくい状態に引き続きなっている。倍の人数の国会議員を道民は送りだせていい」今回の選挙では区割りが見直されたものの、鳥取1区と比べて北海道2区と3区が全国でもっとも格差があるということです。 提訴は全国の小選挙区を対象に行われます。
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