補助金の縮小により、ガソリン価格が19日から上がります。 吉村真紀記者 「きょうまで163円だったレギュラーガソリンの価格が、ガソリンの補助金の減額に伴い、あすから6円値上がりするということです」 　熊本市南区のガソリンスタンドには、駆け込みで給油する人の姿が見られました。 利用客 「あしたから6円も上がると書いてあるので慌てて満タンにしに来ました。 （Q、6円上がるのは？）痛いですね、家計的にも。また来月も上がるって言っているので」 「もう乗れないですね。車はどうしましょうか。国がもう少し負担をしてくれたらいいけど」 肥後石油・近見給油所長 「例年と比べると、だいたい2、3割多いかなというペース」 　資源エネルギー庁が18日に発表した熊本県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均価格は174.7円と10月以降は174円台で推移してきました。 　しかし、政府の補助金が19日から縮小されることから、1リットルあたり5円程度値上がりするとみられています。 　また、灯油も1リットルあたり5円程度値上がりする見込みで、車のトランクいっぱいに積んだポリタンクに給油をする利用客の姿も見られました。 　1月16日にも再び補助金が縮小されるため、ガソリンや灯油はさらに値上がりする見込みです。 肥後石油・小山浩一郎社長 「現状から10～12円は上がると思いますね。補助金が減額されるわけですから、私たちもお客様にお願いするしかない」 　生活に欠かせないガソリン。価格の高騰が家計に与える影響は、これまで以上に大きくなりそうです。