常磐もの丼、能登かき、ホタテラーメン…食べて遊べる!代々木公園「魚ジャパンフェス」
せっかくの3連休、寒さに負けずイベントに出掛けたいもの。東京都渋谷区の代々木公園で開催中の日本最大級の魚介グルメの祭典「SAKANA&JAPAN FESTIVAL2024(魚ジャパンフェス)in 代々木公園」より、編集部がおすすめメニューを紹介する。 【写真】人気の「アラスカ産紅鮭のこぼれいくら丼」や初登場「ふくしまスイーツフェスティバル」も 姉妹イベントも合わせ、累計来場者数が約167万人に上る日本最大級の魚介グルメフェス「魚ジャパンフェス」には、全国各地の旬の魚介を使った海鮮丼や漁師飯、海鮮ラーメンなどの魚介メニューが勢ぞろい。福島県産の魚介 “常磐もの” が味わえる「発見!ふくしまお魚まつり」、北海道・三陸地域の魚介を集めた「食べて応援!ニッポンの幸」エリア、福島県の特産品を使い高校生が考案したスイーツを提供する「ふくしまスイーツフェスティバル」を同時開催する。
「発見!ふくしまお魚まつり」〈かに船・ふくしま海鮮丼〉の目玉メニューは「ノドグロ入りふくしま全部のせ8種丼」。とろけるような旨みから “白身のトロ” と呼ばれるノドグロの炙り、“常磐もの” の魚介を代表するおいしさのヒラメの漬け、葛尾村産の養殖生エビ「HANERUエビ」、春を告げる魚といわれる旬の生シラウオ、近年注目される脂がのったアナゴ、小名浜海星高校の生徒が練習船で漁獲したマグロの切り落としとネギトロ、さらにイクラをトッピングしている。過去最多の8種の海の幸が一度に味わえる贅沢な海鮮丼なので早めにゲットしよう。
能登半島地震で震度6強の揺れを受けた石川県七尾市の名産「能登かき」の生産者も出店。作業場が被害を受けたという〈三次水産 能登牡蠣養殖場〉の「能登かき ガンガン焼き」は、漁師がたき火やだるまストーブで暖を取る際に一斗缶にカキなどを入れて蒸し焼きにする漁師飯。蒸したての能登かきはそのままでほどよい塩味がついている。七尾市では断水の影響で宿泊施設や飲食店などが休業し、通常は1~3月に年間の7割以上を売り上げる能登かきが出荷できない事態に。今が旬の能登かきを食べて応援してほしい。 寒い日に体を温めるにはやっぱり汁物。〈宝〉の「ホタテたっぷり北海道味噌ラーメン」は、北海道産ホタテを煮込んだエキスごと味噌仕立てのスープに入れ、濃厚な魚介の味わいと香りが海鮮好きにはたまらない。さらにスペシャル仕様の「伊勢海老ホタテトッピング」では、エビみそと身がたっぷり詰まった伊勢海老の半身がどどーんとのった豪快な一杯だ。