津波避難時の住民の線路横断は「可能」 JR北海道が見解 関係自治体「地域の安心につながる」 必要設備を整備へ
北海道放送(株)
JR北海道は津波から住民が避難する際の線路の横断を「可能」とする見解を示し、関係自治体が協議を進めています。 千島海溝・日本海溝沿いの巨大地震で想定される津波からの避難をめぐり、太平洋側の自治体では、海沿いのJRの線路が避難の妨げになるとの指摘があります。 道によりますと、避難の際の線路横断について6つの市と町がJR北海道と協議中ですが、JRは12月20日、横断可能とする見解を室蘭市と登別市に伝えました。 室蘭市 青山剛市長 「(「可能」との)回答があったことは本当にありがたいことでありまして、地域の安心につながったという感想であります」 室蘭と登別で横断できる線路は合わせて5か所で、2つの市は線路沿いに非常扉を設けるなど整備を急ぐ考えです。
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