「クラブが仕事をしてくれるから、ラクに真っすぐ飛ばせる!」髙木優奈の14本
自身の道具へのこだわりを、プロ自らが語る「マイクラブ マイギアを語ろう」。今回は、昨年6度目の挑戦にしてプロテストに合格した髙木優奈のクラブセッティングをご紹介!
“小ぶりでスッキリ”FWの顔が基準です
ヤマハのクラブを使うことになった一番のきっかけはFW、と語る髙木優奈。 「2022年にヤマハのクラブをテストしたときにすごく良くて。今も使っている3番と7番は顔がめちゃくちゃいいんです! 昨年、新しいモデルのFWをテストして、ちゃんと距離は出るし、打ち心地も良かった。でも、どうしても前のモデルの顔が好きで、離れられなくて、新しいモデルに替えられずにいます(笑)」
FWは上手くフェースに当たらなかったりと、元々苦手クラブだったという。 「でも、この『RMX VD』に替えてからすごく良くなりました。楽に球が上がるし曲がらない。このクラブで曲がったら自分がダメなんだな、と思うほど性能面も抜群です」
シャープな見た目でやさしく飛ばせる
「自分がクラブを使って打つというよりは、クラブ自体が仕事してくれるのが好きです。振るだけで上手くいってくれたら、それが一番。昔は手を使って自分で操作するタイプでしたが、それを下半身主導とか、自分で扱わないという感じにしました。それが今のクラブにはまっていると思います」
アイアンは昨年の5月から愛用中。 「ロフトをいじらなくても飛ぶから、素の顔のまま使えます。中空構造っぽい感じで飛んでいくのに、見た目はボテッとしていない。ミスヒットをしてもそう感じないくらい簡単で、打った感触がイマイチでも結果は許容範囲なことが多い。自分では真芯で打っているつもりでも、やっぱりズレるときがあるんですが、それでも距離はあまり落ちないし、方向性も悪くならない。性能抜群です(笑)」
月刊ゴルフダイジェスト4月号より