藤沢市、障害者の移動支援でヘルパーの報酬増額 時間も24時間に大幅拡大
藤沢市は今月から、市内在住で屋外での移動が困難な障害者の通所や外出などの移動支援サービスについてヘルパーへの報酬単価の増額などを図った。ヘルパー人材の確保に向けた処遇改善や、障害者の余暇の支援、家族介護者の就労の確保などが狙い。 同サービスのヘルパー報酬単価は500円引き上げた。例えば30分の利用では従来の2千円から2500円になる。送迎などで特にニーズがある早朝と夕方には新たな加算を創設。30分の利用で1200円、1時間で1500円加算される。支援時間も従来の8時間から24時間に大幅に拡大した。市は6月の2024年度一般会計補正予算に約2800万円を計上した。
神奈川新聞社