盤上で熱戦を繰り広げる参加者（２５日、和歌山県田辺市新屋敷町で）

　紀伊民報主催の第２７回囲碁将棋大会が２５日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館であり、子どもから大人まで計１２４人が盤上で熱戦を繰り広げた。将棋Ａ級は黄瀬健司さん（３８）＝かつらぎ町妙寺＝、囲碁Ａ級は堂坂優太さん（３３）＝有田川町水尻＝が優勝した。 【梅とミカンが賞品　和歌山・田辺市で将棋大会、９４人が対局の記事はこちら】 　日本将棋連盟紀南支部と田辺囲碁実行委員会の協賛。囲碁、将棋とも自己申告による段級位でクラスを分けた。 　将棋はＡ級２３人、Ｂ級２１人、Ｃ級１４人。子どもの部はＡ級８人、Ｂ級４人で、年長児から小学５年生までが参加した。囲碁はＡ級２２人、Ｂ級２０人、Ｃ級１２人が参加し、小学生も大人に交じって対局した。 　将棋Ａ級優勝の黄瀬さんは「知った顔ぶれが多く、将棋の話ができたのが何より楽しかった。負ける経験も多いが、悔いを残さないよう全国各地の大会に参加していきたい」、囲碁Ａ級優勝の堂坂さんは「苦しい展開が多かったが、我慢強く打つことができた。今後もこのような大会で勝つことができるように練習を続けたい」と話した。 　その他の各部門の１～３位は次の皆さん。 　【将棋】Ａ級＝（２）片岩裕貴（田辺市下万呂）（３）榎本直（那智勝浦町宇久井）▽Ｂ級＝（１）水谷正志（田辺市中辺路町）（２）尾﨑崇（上富田町朝来）（３）田中友翔（上富田町朝来）▽Ｃ級＝（１）川村貴晃（紀の川市打田）（２）小竹宏和（御坊市塩屋町）（３）川野郁太（田辺市中万呂）▽子どもＡ＝（１）岸部大智（高松小５年）（２）後藤啓太（下神野小５年）（３）原奏楽（周参見小３年）▽子どもＢ＝（１）柳江日向（智弁学園和歌山小３年）（２）熊本晴太（上南部こども園年長）（３）清水涼平（平城小２年） 　【囲碁】Ａ級＝（２）小田太郎（大阪市）（３）木村直登（和歌山市太田）▽Ｂ級＝（１）中原輝男（みなべ町芝）（２）岡田保穂（田辺市古尾）（３）木村悌吉（上富田町生馬）▽Ｃ級＝（１）戸田悠月（湯浅小２年）（２）榎本忠晴（白浜町椿）（３）塩見常雄（田辺市あけぼの）