受刑者に「ばか」「どあほ」などと暴言を吐く 名古屋刑務所の刑務官を処分
メ~テレ(名古屋テレビ)
名古屋刑務所の刑務官7人が、受刑者に暴言を吐いていたなどとして処分を受けました。 名古屋刑務所によりますとおととし2月に30代の男性刑務官は、男性受刑者が病気で意思疎通が困難だったにもかかわらず、指に勝手にインクを付け作業報奨金に関する書類に押し付けていました。 また20代から40代の男性刑務官6人は「ばか」「どあほ」などと暴言を吐いたり、お茶や薬を与えなかったりしました。 30代の男性刑務官は私印不正使用の疑いで書類送検され、ほかの6人も訓告や厳重注意などとなりました。 男性受刑者はおととし3月、多臓器不全により71歳で死亡していて、遺族は適切な医療が行われなかったとして損害賠償を求め提訴しています。