「消滅可能性」どう振り払うか 5選果たした田中幹夫市長 直面する過疎化と人口減少脱却へ 「田舎のかっこよさ理解されるような街づくり」 富山・南砺市
チューリップテレビ
10日行われた富山県南砺市の市長選挙で無投票で再選を果した田中幹夫市長に、5期目の抱負と課題を聞きました。 【写真を見る】「消滅可能性」どう振り払うか 5選果たした田中幹夫市長 直面する過疎化と人口減少脱却へ 「田舎のかっこよさ理解されるような街づくり」 富山・南砺市 南砺市 田中幹夫市長 「子どもたちがこの南砺市に生まれてよかったとそしてここで育ちたいんだと、そう言われるような子育て支援、教育への支援。5期目今まで通り正直に真っ直ぐ進めて参りますのでどうかよろしくお願いいたします」 4期16年にわたり南砺市のかじ取り役を務めた田中幹夫市長が今回も無投票という形で再選を果たし、5期目に取り組む最重要課題は人口減少対策です。 南砺市 田中幹夫市長 「まだまだ人口の問題というのは難しいので、だから高校生の全国公募だとか山村留学だとか、新しい高校、通信制高校の設置とかそういうのも含めて考えるのと、企業と一緒になって若い人たちがここに住んでいただけるような地域を作っていこうと」 20年前に4町4村が合併して誕生した南砺市は人口は約4万6000人で、合併当初と比較すると1万4000人近く減少し「消滅可能性自治体」に含まれています。 田中市長は人口減少からの脱却について、進学や就職を機に南砺市を離れた人にもう一度、南砺市に住みたいと思ってもらえる地域づくりが必要だと話します。 南砺市 田中幹夫市長 「南砺市が選ばれなきゃならないということなので、色んな情報も含めて若い人たちに届くようにやっていくことが大事だと思います。新しいジェネレーションの若い人たちが、こういう地方の田舎のかっこよさみたいなものが理解されるようなそういうような街づくりになればいいと思ってます」 過疎化や人口減少などの課題を乗り越え、持続可能なまちをつくることができるか、その手腕が問われる5期目は11月28日から4年間です。
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