アーセナル復帰の可能性もあったカソルラ。スペイン2部オビエドと1年間の契約延長
元スペイン代表MFサンティ・カソルラが、アーセナル(プレミアリーグ)への復帰を断念して新契約にサインした。 プレミアリーグ 2024-2025夏の移籍情報 全20クラブの補強・退団選手まとめ 現在38歳のカソルラは昨季、20年ぶりに古巣であるスペイン2部のレアル・オビエドに復帰。25試合に出場するなど、精力的なプレーを見せた。しかし先週末、オビエドは昇格プレーオフ決勝でエスパニョールに1-2で敗れ、惜しくも敗退。ラ・リーガへの昇格は叶わなかった。 カソルラは今月上旬、『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、かつて在籍したアーセナルとオビエドへの思いをこのように語っていた。 「アーセナルには特別な思い入れがある。あそこで素晴らしい6年間を過ごしたし、みんながどれだけ僕を愛してくれているかも知っている。もちろん、ミケル・アルテタとドレッシングルームを共有できたのは幸運だったし、今は彼が監督だ。そのことについては話し合ったけれど、今はこのクラブ、オビエドに貢献すること、そして選手としてサッカーを楽しみ続けること以外のことには集中していない」 「その後は、将来がどうなるかを見ていくことになる。アーセナルが、私が復帰するための扉を常に開けてくれているクラブであることは明らかだ。でも今は、プレーオフのことで頭がいっぱいだし、選手生活の最後の日々を楽しもうとしているんだ」 カソルラはかつてのチームメイトであるアルテタ監督が率いるアーセナルへの復帰の可能性について話したことがあると明かした上で、オビエドに集中しているため、すぐに実現することはないだろうとの姿勢を崩さなかった。そして、最終的に昇格を逃したこともありオビエド残留を決断。クラブに最後の贈り物としてラ・リーガに復帰させたいと願い、1年間の契約延長にサインすることが発表されている。