震度5強…漁港などに被害 長野・千曲市で「ます寿司」販売 姉妹都市・富山・射水市を支援
食べて支援です。長野県千曲市が、能登半島地震で被害を受けた姉妹都市・富山県射水市を支援しようと、名物の「ます寿司」の販売をサポートしています。 こちらは千曲市役所。列を作った市の職員が次々と紙袋を受け取っていきます。 その中身はー 富山県射水市の名物「サクラマス」のます寿司。 射水市は旧更埴市時代からの姉妹都市です。 千曲市・小川修一市長: 「特産品のサクラマスを使ったおすしの販売を千曲市ですることで復興支援につなげたい」 能登半島地震で震度5強の揺れに襲われた射水市。 射水市役所・農林水産課長: 「漁港が大きな被害を受けております。沿岸部は1.5メートルの津波にも見舞われております」 漁港だけでなく、特産品を販売する施設も上下水道や駐車場に被害があり休業をよぎなくされました。 21日営業を再開しましたが、まだ一部。名物の「ます寿司」の売り上げも落ちています。 そこで、食べて支援しようと、千曲市で「ます寿司」を販売してもらうことにしました。 千曲市・小川修一市長: 「口に入れた瞬間ほぐれる。フワッとした食感もいい。硬いイメージもあったんですけど、全然硬くなくて、おいしいですね」 手始めに市の職員にあっせんしたところ、340個の予約が入りました。 購入した職員は: 「協力できることは少ないので、これくらいはさせていただこうと思って協力させていただきました」 射水市役所・農林水産課長: 「たくさん寄付をいただいたり、物資両面でご支援いただいておりまして、皆さんに感謝、感謝で。今後また富山にお越しいただくきっかけになればいいかなと」 3月9日には「あんずの里物産館」などで一般への予約販売も予定されていて売上の一部は射水市に寄付されます。
長野放送