インターンシップで９月定例会を傍聴する学生たち（市議会）

　京都府福知山市は、大学生に市職員の仕事を知ってもらおうと、部署や期間を選択できるインターンシップを行っている。8月29日は参加者8人が市議会9月定例会を見学し、議場の雰囲気や議会事務局の業務を体験した。 　学生たちは本年度一般会計の補正予算案の説明書を手に、傍聴席から見学。資料を見つめながら市長や財務部長の説明に耳を傾けた。公務員を志望しているという京都橘大経営学部3年の男子学生（20）は「議場に入るのは初めて。緊張感が伝わってきた」と話した。 　市は2018年度から、学生に関心のある分野を確認し、関連する複数の部署を巡ってもらっている。職員課は「インターンがきっかけで採用試験を受けた人もいる。実態を知ってもらった上で、多くの学生に受験してほしい」としている。